スティグ・リンドベリ生誕100周年展に行ってきました




















スティグ・リンドベリが生まれてから今年で100年経つのだそうで、
先日、西武池袋で開催されていた展覧会に行ってきました。
かつてリンドベリは西武百貨店の包装紙をデザインしたことがあり、
和のモチーフを取り入れたそのチャーミングな包装紙の存在を知ったとき、私も無性に欲しくなってー
くったりとした一枚の赤い包装紙を古道具屋さんで手に入れたときは嬉しくて、額装して部屋に飾ったものでした。



今回の展覧会、ふだん池袋エリアにあまり馴染みのない私は、
招待券をもっている友人が誘ってくれて初めて知ったのだけれど、
そうでなければあやうく見逃すところでした。
あぶないあぶない、、、ほんとうによかった・・・!


以前、スウェーデン国立美術館で大規模なリンドベリ展を観て以来のことです。
あれっていつのことだったかなー・・・?と、このblogを遡ったところ、
なんとちょうど10年前の2006年、それも同じ10月のことでした。


http://d.hatena.ne.jp/weekendstroll/20061111/p1


たいしたことは書いていないのだけれど(それは今も変わらず)、、、ただ、ひたすら、、、懐かしい!




実は、この10年間、人生において想定外のヘヴィな出来事が度重なっていたのですが、
思い返すとその始まりはスウェーデンでリンドベリ展を観たほんの少し後からのことでした。
そんな、濃密なこの10年間もようやく落ち着きを取り戻してきた今年、
自分にとってはちょうど一区切りの着地点のようなタイミングで、再び「リンドベリ展」を観ることになりました。
あの頃と今とでは周りも自分もいろんなことがすっかり変わってしまったけれど、
好きなものはやっぱり好きで、美しいと感じる心も変わりようがないんだなあと、
いろんな思いを巡らせつつ、、、
私にとってはひときわ感慨深いものとなりました。


会場には、人気シリーズのテーブルウエアの展示はもちろんのこと、
アートピース作品やテキスタイル、リンドベリがデザインを手掛けたテレビやラジオなどもちゃんと来ていて、
絵本や雑誌やトランプの貴重な原画、陶器の図案のスケッチなどもありました。
10年前ににも観ていたのかどうか、、、あの時は感激で胸がいっぱいだったのでよく思い出せないものもありましたが、
今回の会場では、ガラス製品やドローイングのラフな線画などが私には新鮮に映り、心惹かれました。
リンドベリの創りだす形はとても優雅で緻密なのに、
時に大胆だったり、奔放なフォルムや色使いをするところにも相変わらずぐっときました。
アートピース作品や絵画には、神話をモチーフにしたちょっとシュールなものやエロティックなものもあって
好みが別れるところだけれど、
どの作品にもどこかユーモアや優しいまなざしが感じられるところが、
やっぱりリンドベリってよいなあって思いました。


そして、会場で流れていた動くリンドベリの貴重な映像、、、
あいかわらずチャーミングなお姿に再会できて嬉しかったです。
制作風景や、楽しそうに自らデザインした商品を紹介する光景などほんとうに面白いのです。
まとめてDVD化とかしてくれたらきっと買ってしまいそうです。




今日の音楽:New Day  by 掘込泰行
キリンジの、弟さんのほうの泰行さんの新譜がさいきんリリースされて、
時々ラジオから流れてくるこの曲がとてもすてきです。
この夏はKIRINJIの「ネオ」をよく聴いたけれど、季節が変わって秋風が吹くようになってきたら
透明感のある泰行さんの歌声や、歌詞がなんだかとてもしっくりくるのです。